機能性ディスペプシア外来

東名綾瀬スマートインターを降りてすぐ

 機能性ディスペプシア外来(初診の方はお電話にて予約を承ります)

胃痛

胃痛・嘔気があり「機能性ディスペプシア」と診断され、アコファイドやガスモチン(モサプリド)・タケキャブを処方されたが効かない。六君子湯や半夏厚朴湯を飲んでも良くならない。逆流性食道炎(非びらん性胃食道逆流症)や過敏性腸症候群を併発している。ストレスが原因で、抗うつ薬が効くと言われているが、心療内科に行く気にはならない。当院では、消化器内科と心療内科の両面から治療を行っています。機能性ディスペプシアは治る病気です。原院長指定で受診してください。東名高速綾瀬スマートインターチェンジから5分です。

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)とは

「胃が痛い」
「胃がもたれる」
「いつも、吐き気がある」
「胃に潰瘍やがんなどがあるのではないか」
「ピロリ菌が原因かもしれない」

と心配して、内視鏡検査などの検査をしても異常がない。

このような病気は胃の機能が悪いのが原因だと言われるようになり、機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia 機能性胃腸症;FDと呼ばれるようになってきました。胃の痛みや胃もたれなどのつらい症状が続いているにもかかわらず、検査では異常がみつからない病気というわけです。

以前は神経性胃炎と言われていた病気です。

治療薬として、機能性ディスペプシアに専用に使われるのがアコファイド(アコチアミド)です。この薬が効果がないと、胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム・タケプロン・パリエット・オメプラール)、H2ブロッカー(ガスター(ファモチジン)など)、消化管機能改善薬のガスモチン(モサプリド)・セレキノン(トリメブチンマレイン酸塩)、漢方薬の六君子湯・半夏厚朴湯などが使われています。それでも治らなかったり、繰り返します。

原因は胃の機能の問題とされ、ストレスが関係していると言われ、食生活や、生活習慣の改善を勧められ、胃の機能改善の薬が治療に使われていますが、なかなか改善しません。

非びらん性胃食道逆流症と過敏性腸症候群との関連

胸やけ、酸っぱい水がこみ上げると言った症状が治らなくて苦しんでいる人も多いと思います。逆流性食道炎という病気です。胃液が食道に逆流することによって、食道の下のほうの粘膜がびらん状に荒れる病気です。本来、この病気であれば、前述の胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム・タケプロン(ランソプラゾール)・パリエット(ラベプラゾール)・オメプラール(オメプラゾール))、H2ブロッカー(ガスター(ファモチジン)など)が数日以内によく効きます。胃カメラで食道に異常がみられない、あるいは軽度の逆流性食道炎で心配ないと診断されたのに同じような症状がある人がいます。これは非びらん性胃食道逆流症(Non-Erosive Reflux Disease;NERD ナード)と呼ばれています。症状が強く、薬が効かずに治りにくい病気と言われています。
実際に酸っぱい水がこみ上げる、口の中が酸っぱいという患者さんもいます。

腹痛があり、下痢がずっと続いたりや便秘がある。あるいは下痢と便秘を交互に繰り返す。検査をして何も異常がない。これは過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome;IBSと呼ばれています。

これらの検査では異常がないのに症状の強い『病気』は、消化管の上の方から順に、非びらん性胃食道逆流症(NERD)、機能性ディスペプシア(FD)、過敏性腸症候群(IBS)となります。これらの病気を併発している場合もあります。

検査では異常がない『胃腸の病気』です!

のどの違和感や息苦しさ、起立性低血圧、めまいを伴っていたり、不眠症、パニック障害、自律神経失調症を伴っている人もいます。頭痛、肩凝り、腰痛症、坐骨神経痛、胸痛がある人もいます。

原クリニックでは、これらの病気に対し、心療内科的な薬によるアプローチを行っています。ストレスによる病気だと考えれば、これらの病気が、併発することがうなづけると思います。

このような症状は、ストレスによる身体化現象です。仕事のストレス、家庭のストレスなどは「適応障害」と呼ばれています。医学用語では「不安障害」と言います。心配性、几帳面、人間関係が苦手、嫌な上司・同僚・お客さんがいるなど、ストレスがかかりやすい人がいます。仕事が充実していて、自分ではストレスはないと思っている人の中にもストレスがかかっている人もいます。のんびり生活していてストレスがないという人でも、いろいろ気にしてしまう人、心配性、几帳面で些細なことを気にしながら生きている人もいます。

機能性ディスペプシアの治療

これらの病気に良く効く薬があります。SSRI、SNRIといわれるタイプの薬です。うつ病の治療にも使われる薬のため、抵抗感のある人が多いと思いますが、不安障害によく効き、副作用が少なく、依存性もなく、自分が変わってしまうわけでもありません。安心して使える薬です。ストレス・不安障害が主な原因なのですから素直にストレス・不安障害の薬を使うほうが効果があると思いませんか?SSRI、SNRIは抗うつ薬と呼ぶより、そのまま、SSRI、SNRIと呼ぶことが多く、従来の抗うつ薬と区別することが多いのです。SSRIは4剤、SNRIは3剤発売されていますが、原クリニックでは、主に副作用の少ないSSRIのレクサプロや、SNRIのサインバルタ(デュロキセチン)、S-RIMという新しいタイプのトリンテリックスなどを使います。サインバルタ(デュロキセチン)は坐骨神経痛・背部痛・腰痛・片頭痛・肩こり・めまい・歯痛・手足のしびれなどにも有効です。今まで、いろいろ試してきて、全く良くならず、半分あきらめかけていると、「本当に効くの?」と思うかもしれません。でも、驚くほど、ほとんどの人に効きます。原クリニックでは1年間に2,000件ほど胃カメラを行っています。消化器内科に精通し、ガスモチン(モサプリド)・アコファイド(アコチアミド)・タケキャブ・六君子湯などの薬を使った経験の上で、SSRIとSNRIの効果を実感しているからこの治療を勧めるのです。
今までに、SSRIを使って、効果がなかったという人がいますが、パキシル(パロキセチン)・パキシルCR(CRはパキシルの改良型で吸収が穏やかになり副作用が出にくいようになっていますがパキシルとほとんど変わりません)、ジェイゾロフト(セルトラリン)は少量で使っても効果が現れにくい薬です。少量から初めて、徐々に増量し、1か月以上毎日飲んで効果が出る薬なのです。慣れない医師が、試しに使ってみよう、使い慣れないから少な目で使っておこう。他の薬と同じように、少量で1か月分処方したり、患者さんの方で、うつ病の薬だから少しでいいです、ちょっとだけ飲んでみようという飲み方では効果が出ないのです。パキシル(パロキセチン)は10mgから開始して、30mg、40mgまで増量します(パキシルCR12.5mgがパキシル10mgに相当)。ジェイゾロフト(セルトラリン)は25mgから開始して、100mgまで増量して使うのが普通なのです。使い慣れた医師が、初めは1~2週間の間隔で診察をし、様子を見ながら治療をしていくとしっかりと効果が現れます。SSRI、SNRIは車の運転や飲酒を控えるようにと言われていますが、原クリニックでは特に制限はしていません。他院で処方されている薬の制限もしていません。

レクサプロ・サインバルタ・トリンテリックス等を飲んで嘔気や眠気の副作用が強かったのでやめたという人がいますが、原クリニックでは少量からゆっくり始めることで副作用の出現がかなり抑えられています。

ドグマチール(スルピリド)という薬もよく効きます。ドグマチールは胃・十二指腸潰瘍とうつ病に適応がある薬です。まさに神経性胃炎に最適という薬です。心療内科でサインバルタやレクサプロを処方されているけど胃の調子が悪い。消化器内科でドグマチールを処方されたけれど良くならなかったという人も多いです。消化器症状にはSSRI・SNRIとドグマチールを一緒に使うととてもよく効きます。ドグマチールは母乳が出たり、生理が遅れたりといった副作用がありますが、原クリニックでは50mg錠の半分(通常使用量の6分の1)を1日量にすることによって、副作用を減らし同等の効果を得ています。ドグマチールのこのような副作用は内服を止めればすぐ改善します。

SSRI・SNRI・ドグマチールを飲むのに抵抗がある人は、うつ病の薬とされていること、副作用が強い薬、やめるのが大変な薬というインターネットの書き込みが多いからでしょう。これらの誤解・不安を取り除いて、安心して飲める薬であることを納得して飲んでいただきたいと思います。これらの薬は、ストレスからくるいらいらや不安感も改善するため、穏やかで、明るくなります。自分の醸し出す雰囲気が柔らかくなるため、人間関係も改善します。こういった観点からもストレスが減ります。

SSRIやSNRIを安心して飲んでいただくために

  • うつ病の薬ということに対して
  • SSRI・SNRIは不安障害に使われる薬です。心療内科のページもご覧になっていただけると幸いです。
副作用が強いということに対して

SSRI・SNRIは効果が現れるのに1か月程かかります。主な副作用は、気持ちが悪い、眠い・ふらつくなどですが、薬に慣れるのに時間がかかるので、飲み初めに副作用が出ることがあります。つまり、飲み初めは、効かないのに副作用が出る、ということです。副作用を軽減するために少量から始めます。気持ちが悪いといっても、嘔吐するほどのことはほとんどなく、2、3日で消失することが多いです。眠気は飲んですぐ眠くなる場合、飲んだ時はそれほどでもないのに、翌日朝起きたら眠い、翌日の午後になると眠い、といった場合があります。逆に目がさえて眠れなくなるという場合もあります。眠気が自分の睡眠時間に当たるように時間を調整して飲んでください。食事には関係なくのんで構いません。眠気は3~4週間続くことがありますが慣れてきます。これらの副作用はだんだん慣れてきます。

やめるのが大変だったといことに対して

飲み始めてから、慣れて調子が良くなるまでは、いつやめても何でもありません。1か月ほど経つと症状がほぼ取れますが、ストレスは急にはなくなりません。人間は急には変わりません。環境もすぐには変わりません。薬は飲み続けてください。調子が良くなってから1年間は同じ薬を継続したほうが良いと言われています。

調子が良くなると、自己判断で薬を飲まなくなってしまう人がいます。飲んで脳のバランスが良くなっているので、急に薬を中止すると、脳のバランスが崩れてしまいます。不快な耳鳴り、めまい、顔面にしびれや電撃感(ピリピリ感)が現れることがあります。離脱症状とか中断症候群といわれるものです。内服を再開すればすぐなくなります。ですから、中止する場合は、飲み初めの時と同じように、薬を減らしながらゆっくり中止します。少ない量で継続することもあります。中止したい場合は医師と相談しながら一緒にゆっくりやめていきましょう。ゆっくりやめて行けば安心です。
※薬は1日くらい飲み忘れても、離脱症状は出ません。

内服中止はソフトランディングで。

原クリニックでは、消化器内科・循環器内科の検査・診療も行っています。これらの病気に精通した目で診て、治療を行うことができます。一般内科の患者さんもたくさん来院します。心療内科を受診するという抵抗感がなく受診できます。

長く胃の不調でお悩みの方、是非、お気軽に受診してください。お待ちしています。

機能性ディスペプシアは治る!!

 

 

 

TEL 0467-79-8348

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