動脈硬化の調べ方

動脈硬化の調べ方

動脈硬化が進行すると脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、狭心症、足の閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。糖尿病、高血圧、高脂血症、高コレステロール血症、高尿酸血症があると動脈硬化は進みやすくなります。このような怖い病気にならないためにはもともとの病気をきちんと治療することが大切です。

そして定期的に動脈硬化がどの位進んでいるかをきちんと調べて対策を取って、健康的な楽しい生活を送りましょう。 原クリニックでは健康保険の使える、簡単で楽な検査を行っています。

5分でできる血圧計を巻くだけの痛くない検査です。

動脈硬化チェックリスト

 

 

  • コレステロールが高い
  • 血圧が高い
  • 男性は45歳以上、女性55歳以上
  • 太り気味
  • 糖尿病
  • 家族、親戚に心臓病や脳卒中の人がいる
  • たばこを吸う
  • バランスの良い食事をしていない
  • 運動不足

どれか1つでも当てはまりましたか?
当てはまったら検査をしてみましょう。
保険の使える安くて簡単な検査があります。CAVI検査です。

脈波検査CAVI

両腕と足首に同時に血圧計を巻いて血液の流れを調べる検査です。
5分位で出来ます。もちろん、健康保険の使える痛くない検査です。
足の動脈硬化と詰まり具合をみます。
足の動脈硬化が進むと足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症がおきます。
症状は歩いているとふくらはぎが痛くなり、しばらく休むとまた楽になって歩けるようになります。
進行して完全に詰まれば足が壊死を起こしてしまいます。

足の血管の動脈硬化が進行しているということは体中の血管がつまりかけているということで、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなっています。
動脈硬化診断の最初にやるとよい検査です。

3割負担で300円、1割負担では100円位でできます。
結果はその場で説明して、データを差し上げます。
半年に1回のペースで測定して経過を見ることをお勧めします。

頚動脈超音波検査

首の両側にあるドキンドキンとしているのが頚動脈です。ここに、携帯電話くらいの大きさの機械を当てて、血管の断面をみます。身体に害のない痛くない検査です。

 

頚動脈から分かれる内頚動脈は脳に栄養や酸素を運ぶ大切な血管です。これが詰まると脳梗塞になってしまいます。頚動脈がつまっていないか調べるのは大切です。超音波検査では動脈硬化の具合や血液の流れが見えます。動脈硬化が進んで血管の壁が厚くなり、プラークと呼ばれるカスが溜まって、これが脳に流れていくと脳の血管が詰まって脳梗塞になります。

頚動脈超音波検査

治療法は、もとの病気をしっかり治療することはもちろんのこと、内服治療として、動脈硬化の起こっている血管に血小板という血液を固まるようにする血液成分がこび

りつかないようにする抗血小板療法を行います。
血管のつまり具合がひどい場合は、手術で血管の中を掃除する方法や、カテーテルを使って血管を広げる方法があります。

超音波検査は20分くらいでできる検査でいつも通りに食事をしてきて受けられます。健康保険が適応されま

す。金額は3割負担の患者さんで1,500円

 

位、1割負担の患者さんで500円位です。

原クリニックでは検査結果をわかりやすく説明して報告書を差し上げています。

検査値の見方については超音波検査のページを参照して下さい。

参考

http://www.domyaku.net/index.html

 

TEL 0467-79-8348

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