健康診断で引っかかったという方へ

健康診断の結果をいかして、健康な体をキープ!

健康診断の結果をいかして、健康な体をキープ!健康診断の結果をもらっても、病気がなければ各項目になじみがなく、ごちゃごちゃわかりにくい数字が並んでいるだけでよくわからないとおっしゃる方もよくいらっしゃいます。また、「要注意」「要検査」を指摘されても、特に体の調子が悪くなければ忙しさに紛れて受診を忘れてしまうケースもあります。
確かに健康診断は細かく調べるというより、リスクの高い状態を見つけ出すことが目的となっており、受診して専門医に調べてもらったら問題のないケースもあります。
ただし、健康診断の結果をきちんと理解して適切に対処することは、将来的に負担が大きい治療を受けずにすみ、深刻な合併症などが突然起こって生活に支障が出るといったことを防げます。当院では、職場などで受けた健康診断で受診をすすめられた方の診療だけでなく、健康診断で受け取った結果について詳しく知りたいという方のご相談も受けています。

健康診断で指摘されやすい異常

ここでは、健康診断で指摘されるケースが多いものについて、簡単にご紹介していきます。健康診断で使われる異常値には、いろいろあります。日本人間ドック学会の基準値は、一般に、病院で使われている基準より、かなり厳しく、受け取った健康診断の結果が異常値だらけでびっくりする人も多いと思います。あわてて病医院を受診して「なんでもないですよ」と言われ、拍子抜けすることもあります。

参考;日本人間ドック学会 http://www.ningen-dock.jp/public/method

血糖値~血糖、ヘモグロビンA1c(HbA1c)

血糖値が高い場合、糖尿病や糖尿病予備群の可能性があります。まずは、どの程度問題なのかを理解しましょう。糖尿病の診断についてはこちらを参考にしてください。予備群の時期に適切な食事や運動を心がけることで、糖尿病の症状や深刻な合併症を起こさずにコントロールすることが可能です。糖尿病は命にかかわる多くの病気のもとになります。まずは、現在の状態について、受診してしっかりとした説明やアドバイスを受けてください。当院には、1分以内にA1cがわかる機械があります。受診したその場で結果がわかります。

血圧

家庭血圧では135/85以上、診察血圧が140/90以上の場合、高血圧と診断されます。人間ドック学会の基準では130/85以上と厳しくなっています。高血圧は血管に大きな負担をかけるため、動脈硬化をきたし、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞のリスクを増します。血圧が高くなっている原因を突き止め、それを解消しながら血圧を適切にコントロールすることです。初期段階であれば食事や運動などに気を付け、減塩やダイエットをすることで血圧を下げることができます。

高脂質血症~コレステロール・中性脂肪(トリグリセリド)

主な脂質には、LDLコレステロール(悪玉)、HDLコレステロール(善玉)、中性脂肪(TG)があります。LDLは日本人間ドック学会では60119mg/dL、一般には70~139mg/dLが正常値とされています。狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・下肢閉塞性動脈硬化症など、血管の詰まってしまう病気を持っている人は、70mg/dL以下にしたほうが良いといわれています。HDL40mg/dl以上、TG150mg/dl以下が正常値です。

尿酸(UA)

尿酸値が高くて起きる病気は痛風が有名ですが、動脈硬化や腎障害の原因となる物質です。肉類をたくさん食べるなど贅沢病といわれていますが、お酒をたくさん飲む人は高尿酸血症になりやすくなります。中性脂肪も飲酒によって上昇します。中性脂肪と尿酸が高く、LDLコレステロールが低い人は酒飲みが多いです。

クレアチニン(Cr)・尿素窒素(BUN)

体内の老廃物であるクレアチニンや尿素窒素の数値が高い場合、慢性腎臓病や慢性腎不全の可能性があります。ほんの少し数値が上昇しているだけでも、深刻な病状になっているケースがあります。腎機能は改善するのが難しいので、悪化をさせないように気をつけましょう。糖尿病、高血圧、高脂血症などは腎機能の悪化する原因となります。腎機能は、改善するのが難しいので少しでも数値に異常があったらすぐに受診しましょう。当院には腎臓内科の専門医がおります。お気軽にご相談ください。

尿たんぱく・尿潜血

尿たんぱくは腎臓病の初期から出現します。慢性腎臓病の兆しの可能性があります。また、尿潜血は泌尿器科的疾患の腎臓や尿管の悪性腫瘍(腎臓がん・膀胱がんなど)や尿管結石でみられたり、腎臓内科的な腎炎の可能性があります。もちろん、尿たんぱくも尿潜血も、何の病気も見当たらないものがほとんどです。あまり怖がらずに、受診してください。腎臓専門医が診察します。

肝臓~ビリルビン・AST(GOT)・ALT(GPT)・γGTP・ALPが高い、アルブミンが低い)

肝臓は毒素を分解して排出したり、タンパク質や糖分などの成分を合成するなどの重要な役割を担っている臓器です。肝臓の機能が弱まっていると、ビリルビン・ASTALT・γGTPALP・アルブミンといった数値に異常が現れます。こうしたことが起こるのは、アルコールやウイルス感染、コレステロールや薬などの影響が考えられるため、しっかり原因を見極めて治療する必要があります。肝臓は症状が現れにくい臓器ですが、当院では健康診断より詳細な血液検査や超音波検査などで原因を突き止め、それに合わせた適切な治療を行っています。当院では食事をせずに受診すれば、すぐに超音波検査が受けられます。

貧血(血色素量・赤血球量・ヘマトクリット)

健康診断では血液の成分である赤血球が不足しているかどうかを調べています。鉄分不足が原因としては一番多いのですが、体内で出血が起こっていてそれで貧血と判断されているケースもあります。胃潰瘍・胃がん・大腸がんや、女性では子宮筋腫などが原因の場合もあります。体内に出血がある場合には早急な治療が必要になってきますので、貧血を指摘されたら原因を調べるためにも必ず受診してください。当院では鼻から入れる細い胃カメラがあり、楽に胃の検査が受けられます。

膵臓(アミラーゼ,リパーゼ)

膵臓で作られるアミラーゼやリパーゼといった消化酵素は、膵臓の働きが正常でない場合、血液中にでてきてしまいます。膵炎は見つけにくく、進行してしまうと命にかかわる危険性があります。健康診断ではあまり調べない検査項目ですが、もし異常が見られた場合には受診してください。

一番上に戻る
0467-79-8348再診専用予約システム
看護師募集検査技師募集医療事務募集放射線技師募集