健康診断で引っかかったという方へ

健康診断の結果をいかして、健康な体をキープ!

健康診断の結果をいかして、健康な体をキープ!健康診断の結果をもらっても、病気がなければ各項目になじみがなく、ごちゃごちゃわかりにくい数字が並んでいるだけでよくわからないとおっしゃる方もよくいらっしゃいます。また、「要注意」「要検査」を指摘されても、特に体の調子が悪くなければ忙しさに紛れて受診を忘れてしまうケースもあります。
確かに健康診断は細かく調べるというより、リスクの高い状態を見つけ出すことが目的となっており、受診して専門医に調べてもらったら問題のないケースもあります。
ただし、健康診断の結果をきちんと理解して適切に対処することは、将来的に負担が大きい治療を受けずにすみ、深刻な合併症などが突然起こって生活に支障が出るといったことを防げます。当院では、職場などで受けた健康診断で受診をすすめられた方の診療だけでなく、健康診断で受け取った結果について詳しく知りたいという方のご相談も受けています。

健康診断で指摘されやすい異常

ここでは、健康診断で指摘されるケースが多いものについて、簡単にご紹介していきます。

血圧

診察時の血圧が140/90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。高血圧は血管に大きな負担をかけるため、適切な血圧にコントロールする必要があります。重要なのは、血圧が高くなっている原因を突き止め、それを解消しながら血圧を適切にコントロールすることです。初期段階であれば食事や運動などに気を付けることで、楽にコントロールすることが可能です。

コレステロール(脂質)

コレステロールには、LDLコレステロール(悪玉)、HDLコレステロール(善玉)、TG(中性脂肪)があり、LDLはお一人おひとり個人の目標値が違いますが、HDLは40mg/dl以上、TGは150mg/dl以下が正常値です。正常値を外れた脂質異常症も血管に大きな負担をかけます。

血糖値(BS,HbA1c)

血糖値が高い場合、糖尿病や糖尿病予備群の可能性があります。予備群の時期に適切な食事や運動を心がけることで、糖尿病の症状や深刻な合併症を起こさずにコントロールすることが可能です。糖尿病も血管に大きなダメージを与える病気ですから、できるだけ早く適切な治療を受けてください。

尿酸(UA)

痛風発作につながる数値です。尿や血液を検査して原因やタイプを調べ、それに合わせて治療を行っていきます。きちんとお薬を飲み続ければ、それほど厳密な食事制限をしなくても発作を起こさないようにコントロールすることができます。

Cr,BUN(クレアチニン)・尿素窒素

体内の老廃物であるクレアチニンや尿素窒素の数値が高い場合、慢性腎臓病や慢性腎不全の可能性があります。ほんの少し数値が上昇しているだけでも、深刻な病状になっているケースがあり、改善が難しいので少しでも数値に異常があったらすぐに受診しましょう。年齢や性別により適正な数値は変わりますので、ご相談ください。

尿の尿蛋白や潜血

蛋白が出るのは、慢性腎臓病の可能性があるということです。少なくとも腎臓の働きが落ちている証拠です。これを放置すると慢性腎不全へと悪化する可能性があり、将来的に透析が必要になってしまうことも考えられます。尿の異常には腎臓や尿路などに病気が隠れていることがあり、そうした病気はある日突然、強烈な痛みなどを起こすことも珍しくありません。必ず精密検査を受けてください。

肝臓(ビリルビン・AST・ALT・γGTP・ALPが高い、アルブミンが低い)

肝臓は毒素を分解して排出したり、タンパク質や糖分などの成分を合成するなどの重要な役割を担っている臓器です。肝臓の機能が弱まっていると、ビリルビン・AST・ALT・γGTP・ALP・アルブミンといった数値に異常が現れます。こうしたことが起こるのは、アルコールやウイルス感染、コレステロールや薬などの影響が考えられるため、しっかり原因を見極めて治療する必要があります。肝臓は症状が現れにくい臓器ですが、当院では健康診断より詳細な血液検査や超音波検査などで原因を突き止め、それに合わせた適切な治療を行っています。

貧血(血色素量,赤血球量,ヘマトクリット)

健康診断では血液の成分である赤血球が不足しているかどうかを調べています。鉄分不足が原因としては一番多いのですが、体内で出血が起こっていてそれで貧血と判断されているケースもあります。体内に出血がある場合には早急な治療が必要になってきますので、貧血を指摘されたら原因を調べるためにも必ず受診してください。

膵臓(アミラーゼ,リパーゼ)

膵臓で作られるアミラーゼやリパーゼといった消化酵素は、膵臓の働きが正常でない場合、血液中にでてきてしまいます。膵炎は見つけにくく、進行してしまうと命にかかわる危険性があります。健康診断ではあまり調べない検査項目ですが、もし異常が見られた場合には受診してください。

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