風疹

風疹ワクチン

風疹が流行しています。
厚生労働省と綾瀬市のホームページを引用し、まとめました。 厚生労働省のホームページによると、平成25年には累計14,357例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年以降(平成20年~平成25年)では最も多い報告数となりました。平成26年の一週間あたりの報告数は平成24年以前の水準に落ち着いていますが、流行のピークを認めやすい春先に向けて、風しんの流行に引き続き注意が必要です。

平成24年の報告によると、首都圏や近畿地方での報告が多く、患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割を占めましたが、平成25年も同様の傾向にあります。

平成23年度の国の調査では、20~40代の男性の15%(20代 8%、30代 19%、40代 17%)が風しんへの抗体を持っていませんでした。

一方、20~40代の女性の4%が風しんへの抗体を持っておらず、11%では感染予防には不十分である低い抗体価でした。

抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。

平成24年からの流行の影響で、平成24年10月から平成26年2月23日までに、42人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。

妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めましょう。

綾瀬市では麻しん風しん混合予防接種の接種料金の一部助成を行っています。
また、県の助成により妊娠を予定又は希望のある女性、その配偶者(婚姻関係と同様の事情にある方を含む)無料で抗体検査も行っています。

原クリニックではワクチン接種、抗体検査のどちらも受けつけております。

綾瀬市のホームページから引用します。

接種期間

平成29年4月1日~平成30年3月31日

使用ワクチンと接種回数
  • 麻しん風しん混合ワクチン
  • 1回
対象者

綾瀬市内に住所を有しており、次のいずれかに該当する方

  1. 妊娠を予定又は希望している接種日に19歳以上の女性
  2. 妊娠している女性の夫で、接種日に19歳以上の男性

ただし、次の方は対象者から除きます。

  • 過去に風しんにかかったことのある方
  • 過去に風しんを含むワクチン接種を2回行った方
  • 風しんに対する抗体価が高いと判明している方
  • 現在妊娠中の方

 

費用

3,000円
(生活保護受給者世帯・市民税非課税世帯の方は、費用が免除されます。)

  • 接種当日、何らかの理由で中止になった場合の助成はありません。その際、診察料としてお支払いしていただく可能性があります。
  • 平成25年4月30日以前に接種した方の費用の払い戻しはありません。
費用の免除

生活保護受給者世帯及び平成28年度市民税非課税世帯の方は、費用が免除されます。
接種前に保健医療センターへご連絡の上、同センター窓口で免除申請(印鑑持参)をして「負担金免除承認書」の交付を受けてください。承認書の発行費用は「無料」です。なお、本年度中に綾瀬市に転入した方は、前住民登録地からの「市民税・県民税非課税証明書」を持参してください。
やむを得ない事情で接種前に申請することが出来ない方は、ご相談ください。

持ち物
  1. 健康保険証
  2. 妊娠している女性の夫は、出生予定のお子さんの母子健康手帳
  3. 生活保護受給者世帯・市民税非課税世帯の方は、保健医療センターで発行する「負担金免除承認書」(無料)
注意
  1. 接種当日、医療機関で予防接種予診票を記入していただきます。1回のみ、3,000円で接種することができます。
  2. 妊娠している女性は接種することができません。妊娠していないことを確認してください。
  3. 女性が接種した場合は、接種後2ヵ月間は妊娠を避けてください。
健康被害

この予防接種は、任意予防接種です。そのため、健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度による被害救済の対象となります。 給付申請の必要が生じた場合には、健康被害を受けた人又は、その家族が必要な書類を揃えた上、直接独立行政法人医薬品医療機器総合機構に請求することになります。

名称 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
住所 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル
電話 0120-149-931 救済制度相談窓口(フリーダイヤル)

厚生労働省「風しんについて」 (別ウインドウが開きます)

抗体検査について

保健所設置市(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市)以外の市町村に居住する妊娠を希望する女性(過去に抗体検査を受けたことのある人や明らかに風しんの予防接種歴がある方等を除く)を対象に抗体検査を無料で実施します。
神奈川県風しん撲滅作戦 特設ページ(別ウインドウが開きます)

風疹とは

風疹とは風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、流行は春先から初夏にかけて多くみられます。潜伏期間は2~3週間(平均16~18日)で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15~30%程度います。一度かかると、大部分の人は一生風疹にかかることはありません。
以前は、集団生活にはいる1~9歳頃(1~4歳児と小学校の低学年)に多く発生をみていましたが、近年は多くが成人男性となっています。

風疹ウイルスは患者さんの飛まつ(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。発疹のでる2~3日前から発疹が出た後の5日位までの患者さんは感染力があると考えられています。感染力は、麻疹(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。

風疹がはやると困るわけ

風疹の症状は子供では比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人から5,000人に一人くらいの割合で発生することがあります。その点では軽視できない病気です。

風疹は小児の場合、通常あまり重くない病気ですが、妊婦、特に妊娠初期の女性が風疹にかかると、先天性風疹症候群の子供が生まれる可能性があります。また、風疹にかかるとまれに脳炎、血小板減少性紫斑病、溶血性貧血などの軽視できない合併症をおこすことがあります。大人が感染した場合は発熱や発疹の期間が小児に比べて長く、関節痛がひどいことがあり、一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

風疹の予防接種を行う主な目的の一つは、妊婦が風疹にかかることによって生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群の障害をもつことのないように、またそのような心配をしながら妊娠を続けることのないように、あらかじめ予防することです。予防接種は風疹の自然感染による合併症の予防にもなり、大人が感染して重症になることも予防します。さらに、多くの人が予防接種をうけると、個人が風疹から守られるだけでなく、ほかの人に風疹をうつすことが少なくなり、社会全体が風疹から守られることになります。

よくわかる厚生労働省のホームページ>

先天性風疹症候群

先天性風疹症候群妊婦とくに、妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。
これらの障害を先天性風疹症候群といいます。

先天性風疹症候群をもった赤ちゃんがこれらすべての障害をもつとは限らず、これらの障害のうちの一つか二つのみを持つ場合もあり、気づかれるまでに時間がかかることもあります。
先天性風疹症候群がおこる可能性は、風疹にかかった妊娠時期により違いがあります。特に妊娠初めの12週までにその可能性が高いことが認められており、調査によって25~90%と幅があります。予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風疹にかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦などに風疹をうつすことを予防できます。
(ただし妊娠中は風疹の予防接種をうけることはできません)

風疹ワクチンとはどんなワクチンでしょうか?

風疹ウイルス弱毒化を行ったウイルスを培養・増殖させ、凍結乾燥したものです。
弱毒株ウイルスを接種した場合、通常の風疹感染と違ってほとんど症状はでません。

小児の予防接種

現在は、麻疹ワクチンと混合した麻疹風疹混合ワクチンが定期の予防接種に用いられています。

2005年度までは、「定期の予防接種」として生後12か月から90か月未満に1回風疹ワクチンが接種されていましたが、2006年度から麻疹とともに2回接種制度が導入され、1歳児(第1期)と小学校入学前1年間の幼児(第2期)に原則として、麻疹風疹混合(MR)ワクチンが接種されるようになりました。
しかし、2007年から始まった10~20代を中心とする麻疹の全国流行をうけて、「麻疹に関する特定感染症予防指針」が厚生労働省から告示され、風疹は麻疹とともに対策をとるべき疾患として、2008年度~2012年度までの5年間、第1期、第2期に加えて、中学1年生(第3期)および高校3年生相当年齢の者(第4期)に定期接種として2回目のMRワクチンを接種することになりました。
なお、風疹予防接種の記録は免疫の有無の確認に将来必要です。女性・男性ともに生涯大切に保管してください。

成人の予防接種

子どもの時に風疹にかかったと思っていても記憶違いや他の風疹に似た病気だったかもしれません。抗体検査を受け、抗体を持っていることがわかれば、予防接種を受ける必要はありません。しかし、抗体価が低い場合(一般にHI抗体価が16以下の場合)は予防接種を受けましょう。

時間のない場合は、予防接種の前の抗体検査は必ずしも必要ありません。風疹の抗体を持っている人が予防接種を受けたからといって副作用が出ることは有りません。予防接種を受ければ風疹に対する免疫が更にあがることもあります。

成人女性の予防接種

女性が風疹ワクチンを接種する場合には、妊娠していない時期(生理中またはその直後がより確実)にワクチン接種を行い、その後2ヶ月間の避妊が必要です。
風疹ワクチンは、大変安全なワクチンで、妊娠中に風疹ワクチンを接種して胎児に障害が出たという報告はこれまで世界的にもありませんが、妊婦が風疹の予防接種を受けることはできません。

男性にも予防接種が必要なのでしょうか?

必要です。風疹は通常はあまり重くない病気ですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの軽視できない合併症を起こすことがあります。
また、風疹にかかって、妊娠中の女性にうつしてしまうと、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群になってしまう可能性があります。風疹の合併症から身を守り、家族への感染を予防し、将来自分達のこどもを先天性風疹症候群から守るためにも、男性も風疹の予防接種をうけましょう。

ワクチンをうつと風疹に罹らないのでしょうか?

風疹ワクチンを1回接種した人に免疫ができる割合は95~99%と考えられています。現在は、2回の接種が定期接種として実施されていますから、もっと確実だと言えます。

妊娠とワクチン

妊婦の家族内に、「ワクチン接種の記録」または「風疹の確実な罹患歴(抗体検査などによって確認されたもの)」がない方がいる場合には、その方から妊婦に風疹をうつしてしまう可能性があります。これを防ぐために、家族の方は出来るだけ早く接種をうけることが勧められます。
ワクチンから風疹は発症しないと言われています。風疹ワクチン接種後3週間以内に、接種をうけた人ののど(咽頭)から一過性にワクチンウイルスの排泄が認められることがありますが、ワクチンウイルスが周囲の人に感染したとの確かな報告はこれまでにありません。むしろ、接種を受けていない家族が自然感染を受け、そこから妊婦が感染を受けるほうがリスクは高いと考えられます。
(麻疹ワクチンを1歳以上で2回受けたことがない妊婦の家族は、風疹予防と麻疹予防の両方の観点から、麻疹風疹混合ワクチンを選択することをお奨めします妊婦が風疹の予防接種をうけることはできません

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