糖尿病の検査

糖尿病では病型・病状や合併症の把握のため、いろいろな検査をします。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)(グリコヘモグロビン)

赤血球の中にあって体内に酸素を運ぶ物質がヘモグロビンです。このヘモグロビンが血液の中のエネルギー源ブドウ糖(血糖)と結合したものがヘモグロビンA1c(HbA1c)(または、グリコヘモグロビン)です。ヘモグロビンの中の割合で表すので%(パーセント)という単位がついています。血糖がいつも高いとHbA1cの割合が増加するので糖尿病の状態がわかります。赤血球の寿命は4ヶ月ですから、赤血球の半分が2ヶ月で入れ替わります。つまりHbA1cは過去1~2ヶ月の血糖の状態を反映するので血糖の平均値と呼ばれるのです。検査した日の食事に影響されないため、糖尿病のコントロール状態を知ることができます。糖尿病の状態を把握する上で一番大切な検査です。合併症を抑えるためには、7%以下に抑える必要があります。

血糖が高いと、血統と結合したヘモグロビンが増加する

※原クリニックでは精度の高い、高速液体クロマトグラフィー法(HPLC法)を原理とした機械で、A1cを測定しています。30秒で結果が出ます。

C-ペプチド(CPR)

インスリンはプロインスリンという物質が、すい臓のβ細胞で作られ、分泌直前にインスリンとc-ペプチドに分解されて、放出されます。インスリンとc-ペプチドは1:1で合成されます。インスリンは体内で消費されますが、c-ペプチドはそのまま残るため、c-ペプチドの量を測定することで、体内で生成されるインスリンの量が推測できます。インスリンとc-ペプチドは1日のうちで分泌量が変動するため、24時間尿中のc-ペプチドを測定すると、その日に作られたインスリンの量がわかります。インスリン治療が必要かどうかの大きな目安です。

抗GAD抗体

すい臓には、グルタミン脱水酵素(GAD)という酵素があり、インスリンの合成に関与しています。GADは自分の体でつくられるものですから、本来は、体の免疫システムに異物として認識されないはずですが、何らかの原因で、このGADに抗体がつくられるようになってしまい、インスリンの合成が妨げられるようになってしまったのが1型糖尿病です。抗GAD抗体は1型糖尿病の診断に役立ちます。2型糖尿病と思われていた成人の糖尿病患者の中には、緩徐進行型1型糖尿病という病型があり、抗GAD抗体が陽性の場合が多くみられます。初診時や悪化した際に検査します。

眼底カメラ検査

正常眼底写真

身体の中で唯一、外から直接、血管を観察できるところが眼の奥(眼底)です。糖尿病の重要な合併症である網膜症の診断進行度を診断するカメラです。その他にも、眼底検査では高血圧症、動脈硬化、網膜剥離なども発見できます。
糖尿病の患者さんは眼科併診が原則です。眼底の異常が何もない場合でも、一般的には、半年に1回程度は、眼科を受診しています。原クリニックでは、院内で、無散瞳で眼底カメラの撮影を行って、インターネットで眼科専門医に送り、診断してもらっています。異常のない場合は、眼科受診をしなくて済みます。

検査方法

当院の眼底カメラの検査は、瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使用せずに撮影することができ、簡単に3分程度で終わる簡単な検査です。
撮影後はまぶしくなく、車で来院しても、そのまま運転してお帰りいただけます。

料金

綾瀬市市検診での自己負担額は0円です。
また糖尿病にて通院中の方は、170円(3割負担)で検査を受けることができます。

3割負担の方 170円

眼科専門医に診断を依頼しています。治療が必要な方には専門医をご紹介します。

糖尿病と上手に付き合っていくためにも、半年に一度は検査を受けることをお勧めします。

TEL 0467-79-8348

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