ABC健診

ABC検査(胃がんリスク検査)ピロリ菌の話です

ピロリ菌の話です

胃がんになりやすい人となりにくい人がいるのをご存知ですか?

ピロリ菌が胃にいると、胃がんになりやすくなります。

ピロリ菌

胃の中にピロリ菌がいる人がいます。ピロリ菌は、胃の粘膜を傷つけます。胃が痛んだ状態が続くと、胃の粘膜は萎縮し、萎縮性胃炎という状態になります。この慢性胃炎をヘリコバクター・ピロリ感染胃炎と呼び、胃がんの原因となるといわれています。ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎では10年間で2.9%の人が胃がんになったという報告があります(図1)。

血液で、ピロリ菌の抗体と胃の萎縮度を調べるペプシノゲン検査を合わせて行うことにより、胃がんの危険度(リスクの高さ)を知ることができます。この検査をABC健診と呼んでいます。この検査は、がんを発見する検査ではありませんが、胃がんの危険度(リスクの高さ)を知ることができ、それによって精密検査やピロリ菌の除菌の必要性がわかります。

綾瀬市では、市の健康診断の時に、胃がんになりやすい人を見つけるABC健診を行っています。

対象者 市内在住の40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳の年度の方
(市より通達が送られてきます)
実施期間 平成29年6月1日~平成30年3月31日
自己負担額 2,000円
※上記の年齢の方以外は自費3,000円で受けられます
生活保護受給者の方
(事前に保健医療センターに連絡してください)
市民税非課税の方
(事前に保健医療センターに連絡してください)
0円

原クリニックでは、綾瀬市より通達がきていない方でも、
胃がんリスク検診を受けられます。

綾瀬市より通達がきていない方、、、
綾瀬市以外にお住まいの方、、、

ピロリ菌検査(ABC健診) 3,000円

診断は、「ピロリ菌感染の有無」と「血中ペプシノゲン値(胃粘膜萎縮の程度)」の2つの結果から、4つのタイプにわけられます。A群からD群の順に、胃がんリスクが高くなります。

A群

ピロリ菌マイナス、血中ペプシノゲン値マイナス。
健康な胃粘膜です。

除菌不要。胃がんの危険性は低い(年間発生頻度ほぼ0)。

B群

ピロリ菌プラス、血中ペプシノゲン値マイナス。
胃粘膜の萎縮はないが、胃潰瘍に注意。

除菌必要、精密検査必要。胃がんの危険性はやや高い(年間発生頻度1000人に1人)。

C群

ピロリ菌プラス、血中ペプシノゲン値プラス。
胃粘膜の萎縮が進んでいて、慢性萎縮性胃炎の状態

除菌必要、精密検査必要。胃がんの危険性が高い(年間発生頻度400人に1人)。

D群

ピロリ菌マイナス、血中ペプシノゲン値プラス。
ピロリ菌が住めないほど、胃粘膜萎縮が進んでいる。

精密検査必要。胃がんの可能性がきわめて高い(80人に1人)。

ピロリ菌

ABC健診と胃がんの危険度
認定NPO法人 日本胃がん予知・診断・治療研究機構のホームページより

ピロリ菌抗体の基準が変更になったことから、A群とB群の区分が変わります。ピロリ菌抗体値の新基準

今まで、A群としていた人が、新B群になります。この中に入った人は、尿素呼気試験などの別な方法で、現在もピロリ菌に感染しているか、過去の感染かを判定する必要があります。

ABC分類また、今までD群でピロリ菌がいないので、定期的な経過観察のみになっていた人の中に、新たにC群に入る人が出てきました。再検査をして、ピロリ菌がいるようならC群です。除菌が必要です。

ピロリ菌抗体検査やペプシノゲン検査は、あくまで「胃の健康度」を確かめるために行うもので、「がんを見つける」検査ではありません。

TEL 0467-79-8348

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